それでは本日も語っていきま~す。
建築業界や、どんな市場にも響き渡っている言葉ですよね 『ローコスト』
安くなるっていう意味は間違いないと思いますが、それが『安売り』という意味になってしまうとそれはもう『ローコスト』ではなくなると思うんです。
建築業では、特に沢山の人の手が動きます。
それぞれの業種の職人さんたちも、みなさんプロですので、そこに対価が生まれます。
その価格は、本来そこまで大きな差はないはずです。
ですのでローコストにしようと思えば、できる限りの無駄を省く、もしくは大量に材料を仕入れて値引きしてもらう、のような方法になるのだと思います。
無駄を省くという点では、人の関わる人数や経費をいかに減らすかということになってくると思います。
しかし、この激化した価格競争の中ではなぜかとんでもなく安い価格で販売するといった例も多々あるようです。
そうなれば、管理者が不在になったり、職人さんや材料業者に厳しい値引きを押し付けたりと‥‥
その代償は必ず、現場に帰ってきます。
仕上りが汚くなったり、掃除や片付けが不十分であったりと‥
そうなれば、それは『ローコスト』ではなく、ただの『安売り』
つまりは『安い仕事』になったということなのだと思います。
それらも踏まえまして、きねづかでは適性な価格の範疇でローコストを実現したいと考えています。
立派な事務所や営業マンは抱えずに自ら管理することでそこにかかる経費を省きます。
逆に職人さんに対する値引きはほとんどやりません。
最高の作品を作り上げてくれるのは職人さんたちの手であり価値だからです!
もちろん立派なショールームや営業マンにもたくさんの魅力はあります。
しかし僕の想いとしては、お客様に引き渡すその作品に費用も手間もかけたいと思っています。
それがきねづかの今できる精一杯の価値提供だと思っています。
長々とまた語ってしまいました(^.^)
それでは明日もお楽しみに!
最後までおつきあいありがとうございました。